握手

今日も朝からTVは亀田一家バッシングだ。
ついこの間まで亀田詣出だったのに、本当にマスコミが信用出来ない事を改めて確認した。
中には、試合後握手もせずにリングを降りたと批判もあった。

過去には、薬師寺VS辰吉があったが、試合前は当時チャンピオン薬師寺に対して、挑戦者の辰吉は持ち前のビックマウスで攻撃していた、ちょうど今回の亀田のように。（ただ辰吉の場合は会見で家族までゾロゾロとついてこなかったが...）
試合の結果は12Ｒ判定でチャンピオン薬師寺の勝利。（ここまでは、今回の内藤VS亀田によく似ている）
ただ試合後リング上で二人は抱き合い、辰吉は薬師寺に対して「いろいろ言って申し訳なかった」と謝罪したと言う。
スポーツなんだから試合後互いの健闘をたたえあうのは、スポーツマンシップの観点から見てもごく自然な光景だと思うし、それに感動もさせられる。

他のスポーツは？と考えて見ると。。。

ボクシングはもちろん、サッカーも試合後はユニホームの交換をしている。
テニスやバレーボールも握手するし、柔道や相撲は一礼する。
陸上やアイススケートの様に複数で競い合う競技は、上位三人がお立ち台に上がり健闘をたたえあう。

高校野球は試合前と試合後にホームベース上に並んで一礼をするが、プロ野球はどうだろう？
勝ったチームは、味方同士で握手して喜んでいるが、負けたチームはサッサと引き上げて行く。
試合開始もダラダラと始まるイメージがあるが....
人気凋落の激しいプロ野球は、スポーツの原点に返ったほうがいいのかもしれない。